設計事務所の役割とは?

建築士法において「設計」とは「設計図書」を作成することとされており、「設計図書」とは建築工事実施のために必要な図面と仕様書のことです。またこの「設計図書」の通りに工事が行われているかを照合・確認を行うことは「工事監理」と定義されています。

設計事務所の仕事はこれらの建築設計・工事監理を行うことですが、本質的な役割はもう少し踏み込んだところにあります。

設計事務所の仕事とは「建築の設計」という手段を用いて、事業者・その空間を利用する人々・地域の人々の生活を豊かにすること、快適さをもたらすこと、あるいは何か具体的な課題を解決すること。このように定義すると、「建築の設計」とは単に図面を描くことではなく、出来上がった空間がどのような価値を持つかが重要になります。この「価値」をプロジェクトを進める段階で事業者や職員、利用者、地域の人々と共有しながら進めていくことが、設計事務所に求められる役割であると考えております。


医療・福祉施設の計画・設計

「住み慣れた地域」で高齢者が「自分らしい生活」を継続する、その実現のための取組みを「地域包括ケア」といいます。

地域包括ケアシステムは、「人がケアに合わせる」から「人にケアを合わせる」しくみへの転換とも言えます。老健等から特養等へと利用者の心身の状態に応じて施設を転々とするのではなく、いかに今居る場所で生活し続けられるか?が重要になります。

そこから一歩踏み込み、2010年代後半に生まれた「地域共生社会」という方針では、高齢者のみならず全ての住民を対象とした支え合う社会づくりが求められています。

医療・福祉施設の設計においては、上記のような国や自治体の方針、さらには今後の社会がどのように変化していくか?を考えながら検討を進める必要があります。

弊社は事業者とともに計画の段階からこれらのことを考え、設計のみならず行政との折衝や補助金申請の協議等も行うことが可能です。事業者と地域の方々の将来を見据え、最良の計画を提案致します。

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